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2016年のインドネシア経済成長率予測ーIMF、世銀

今週、国際通貨基金は、インドネシアの2016年実質GDP(国内総生産) 成長率の予測値を4.9%と発表したというニュースがありました。

昨年3月時点の予測では、2016年のGDP成長率=5.5%であったので、大幅に減らした事になります。 一方で、世界銀行は同日に発表した報告書で16年のインドネシアの成長率予想を5.1%としています。
これは、前回報告書から0.2ポイントの下方修正で、双方共に下方修正です。

IMFは世銀より厳しい見通しな訳ですが、 IMFは16年のインドネシアは、公共部門の支出など投資活動によって、前年から若干加速すると予想する一方で、コモディティー(商品)価格の低迷、貿易相手国の需要停滞が、成長を阻害すると言う見方です。

尚、2015年のインドネシアGDP成長率は4.79%で、前年に比べ0.23ポイントの低下でした。金利は今年に入って、下げていますが、2015年は7.5%を維持していました。

私の純粋に個人的な感覚では、IMFの数値でさえも懐疑的に見えるのですが、不透明感を増す中、周囲の日本人もインドネシア人も意見はマチマチです。楽観的な見方をする方は、政権が安定し、施策がいよいよ実効性を増すだろうと言う意見で、少し回復するだろうと言う見方です。実際、ジョコ大統領と対立していたメラァ・プティ連合の盟主、プラボウォ元戦略予備軍司令官は、ジョコ大統領に協力するつもりだと述べています。一方で、私などは、中国経済の減速などの外的要因に引きずられるだろうという理由で、昨年と同等レベルではないか?と言う見方です。