また?ジャカルタ主要道路での車両ナンバー別の通行規制

世界の主要都市で最悪と言われているインドネシアの首都、ジャカルタ。私は自宅まで片道で12、3Kmを早くて2時間半、長ければ3時間半over の時間をかけて通勤しています。

 

ジャカルタ特別州政府は、自動車のナンバープレー トの末尾が偶数か奇数かでジャカルタの主要道路で交通規制を行うそうです。あくまでも試験的に、という事で、27日から実施。試験期間として、1か月の期間で、8月26日まで。良好な結果なら、8月末から正式に実施。祝日を除いた毎週月~金曜日の7時〜10時と16時~午後20時が対象で、乗員3人未満の自動車の通行を規制した「スリー・イン・ワン」に代わる措置ですので、スリー・イン・ワンが適用されていた道路と同じ区間、ナンバープレートの末尾が奇数の自動車は奇数日、偶数の自動車は偶数日のみ規制区間を通行できるという事です。

 

現時点での問題は、通り沿いのオフィスビルに自動車で通勤する人がどうするかが明確になっていません。が、そんな中で、次の9地点で運輸局や監視カメラでモニターし、試験期間中の通行規制規制に違反した自動車は車両番号登録証を一時的に没収、違反者は交通規制の終了時間後に車両番号登録証を受け取りに行くことになるそうです。

アルジュナ・ ウィジャヤ像(馬の像)

インドネシア中央銀行

・サリナ・デパート

・ホテル・インドネシア前ロータリー

・イマムボンジョ ル通り

・スナヤン・ロータリー

・CSW

・クニンガン交差点(ガトットスブロト通り周辺)

・クニンガン交差点(マンパン周辺)

 

当然、プジャバッ(ト)とかオラン・ブサールとか言われる、位の高い人は関係ないです。白バイやパトカーに先導させて自分らはスイスイと駆け抜けます。それで、庶民の苦しみが分かるのかな?

これとは関係は無いですが、昨日もガルーダ・インドネシア航空でチェックインした際に、私が予約していた通路側座席は「既にチェックインされているから、真ん中の席にして下さい。その代わり、最前列にしました。」と言われました(・_・;  だが、断る! どの道、当地で言うエライ人に良い顔して、外国人を弾きやがったんだろうなと思ったので、怒ったフリをして「予約しているのに、何故なんですか?ここにシートが印刷されていて、私はこの席を予約した事をジャカルタで確認しているんですよ?予約通りにして下さい。良いですか、ここに印刷されてますね?何故ですか?」と強く言って拒否しました。すると電話し始めたり、青い顔をして右往左往し始めましたので、流石に可哀想(悪いのは、ねじ込んだエライ人か、そいつに良い顔をしたかった人だから)なので、別の列の通路席で了解しました。

偉そうにしてる奴が座っているだろうなと思いつつ、当初に予約していた席を見ると、座ってました。機内で何故かサングラスを掛けたオッちゃん。私の見立てでは、◯◯◯◯関係者ですね。あまりに予想通り過ぎて笑ってしまいました。インドネシアではよくある光景です。腐敗と言うものは、一度腐ってしまえば、元には戻らないのかも知れません。今世紀中に民度は今の先進国レベルにはならないでしょう、残念ながら(^_^;)

 

 

話を戻します。ジャカルタ運輸局は、この通行規制によって、規制区間では渋滞が20〜30 %軽減するとしています。それは、規制区間の話です。他の道が凄く混み合う事となります。実はこれ、数年前にやろうとして、実施直前でお流れになった話です。それを復活させる意味が分かりません。今は知事がアホックだから、やってしまうかも知れませんけれど。しかし、根本的な解決を図って欲しいと思います。