インドネシアの外国人駐在員は減少しているらしい

不動産のコンサルタント会社である、コリアーズ・インターナショナル・インドネシア(米国系)のデータによると、外国人駐在員向け住宅の需要は、2015年では33%減少だったそうですが、2016年も引き続き減少する見通しだそうです。

この他の指標では、インターナショナル・スクールへの登録も25%減少したとの事で、同社によれば、不動産開発業者は15年に駐在員向け住宅の賃料を値下げしており、今後も値下げを行う傾向にあると指摘したとの事。

そして、ココがキモですが、駐在員が減少している原因は、労働許可の取得に時間が掛かる事や規定が頻繁に変更されていることなどを挙げたそうです。

但し、駐在員が減ってると言うのは日本人の話ではありませんので、悪しからず。日本人もここに来て減り始めている様ですが、主に西洋人の皆様の事の様です。石油・ガス会社の契約更新絡みが支配的要因の様ですね。なお、インターナショナル・スクールは外国人教師も減ってるみたいです。→昨年に欧米人向けフリー雑誌を何気なく手にしたら「外国人教師は大量に出国している。更に、新たに来る外国人教師は少ない。多くの外国人教師はインドネシアに歓迎されていないと感じているからだ。幼児への性的いたずらの容疑で逮捕された米国人教師は裁判無しに投獄されている。イミグレーションの規定も益々、厳しくなってきている。現に日本人は、と或るゴルフ場で抜き打ち査察に遭い、大量に摘発され、多額の罰金を支払わされた(注、コレは私の個人的調査では、デマゴーグの様です)。」と書いていました。

余談ですが、私のアパートのオーナーは「何故、日本人入居者が出て行く一方だし、更に新規入居者も少ないんだ!」と不思議がってるそうです。答えは単純、コスト・パフォーマンスが悪過ぎるからですが、何でこんな事も分からないのか、その方が不思議です。