こんなモンです。

インドネシアだと実感した今朝。

ジュースを買って来て会社で飲んでたら、なんか臭う。
変だなと思いつつ、飲んでると、やはり臭う。

よく見たら飲み口が泥のようなもので汚れてる。

どうやら私は、この泥の様なものを自分の口で清掃したようです( ̄O ̄;)

これで肝炎になろうが、赤痢やチフスになろうが誰も責任は取ってくれません。最初から汚れていたと言う証拠がないから。

これが現実。
日本ではあり得ないことでも普通にあります。

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また?ジャカルタ主要道路での車両ナンバー別の通行規制

世界の主要都市で最悪と言われているインドネシアの首都、ジャカルタ。私は自宅まで片道で12、3Kmを早くて2時間半、長ければ3時間半over の時間をかけて通勤しています。

 

ジャカルタ特別州政府は、自動車のナンバープレー トの末尾が偶数か奇数かでジャカルタの主要道路で交通規制を行うそうです。あくまでも試験的に、という事で、27日から実施。試験期間として、1か月の期間で、8月26日まで。良好な結果なら、8月末から正式に実施。祝日を除いた毎週月~金曜日の7時〜10時と16時~午後20時が対象で、乗員3人未満の自動車の通行を規制した「スリー・イン・ワン」に代わる措置ですので、スリー・イン・ワンが適用されていた道路と同じ区間、ナンバープレートの末尾が奇数の自動車は奇数日、偶数の自動車は偶数日のみ規制区間を通行できるという事です。

 

現時点での問題は、通り沿いのオフィスビルに自動車で通勤する人がどうするかが明確になっていません。が、そんな中で、次の9地点で運輸局や監視カメラでモニターし、試験期間中の通行規制規制に違反した自動車は車両番号登録証を一時的に没収、違反者は交通規制の終了時間後に車両番号登録証を受け取りに行くことになるそうです。

アルジュナ・ ウィジャヤ像(馬の像)

インドネシア中央銀行

・サリナ・デパート

・ホテル・インドネシア前ロータリー

・イマムボンジョ ル通り

・スナヤン・ロータリー

・CSW

・クニンガン交差点(ガトットスブロト通り周辺)

・クニンガン交差点(マンパン周辺)

 

当然、プジャバッ(ト)とかオラン・ブサールとか言われる、位の高い人は関係ないです。白バイやパトカーに先導させて自分らはスイスイと駆け抜けます。それで、庶民の苦しみが分かるのかな?

これとは関係は無いですが、昨日もガルーダ・インドネシア航空でチェックインした際に、私が予約していた通路側座席は「既にチェックインされているから、真ん中の席にして下さい。その代わり、最前列にしました。」と言われました(・_・;  だが、断る! どの道、当地で言うエライ人に良い顔して、外国人を弾きやがったんだろうなと思ったので、怒ったフリをして「予約しているのに、何故なんですか?ここにシートが印刷されていて、私はこの席を予約した事をジャカルタで確認しているんですよ?予約通りにして下さい。良いですか、ここに印刷されてますね?何故ですか?」と強く言って拒否しました。すると電話し始めたり、青い顔をして右往左往し始めましたので、流石に可哀想(悪いのは、ねじ込んだエライ人か、そいつに良い顔をしたかった人だから)なので、別の列の通路席で了解しました。

偉そうにしてる奴が座っているだろうなと思いつつ、当初に予約していた席を見ると、座ってました。機内で何故かサングラスを掛けたオッちゃん。私の見立てでは、◯◯◯◯関係者ですね。あまりに予想通り過ぎて笑ってしまいました。インドネシアではよくある光景です。腐敗と言うものは、一度腐ってしまえば、元には戻らないのかも知れません。今世紀中に民度は今の先進国レベルにはならないでしょう、残念ながら(^_^;)

 

 

話を戻します。ジャカルタ運輸局は、この通行規制によって、規制区間では渋滞が20〜30 %軽減するとしています。それは、規制区間の話です。他の道が凄く混み合う事となります。実はこれ、数年前にやろうとして、実施直前でお流れになった話です。それを復活させる意味が分かりません。今は知事がアホックだから、やってしまうかも知れませんけれど。しかし、根本的な解決を図って欲しいと思います。

 

 

 

インドネシア日系2輪車メーカーにカルテルの疑い? 続編

19日ですが、インドネシア公正取引委員会が報道陣にインドネシアヤマハ発動機とホンダ(二輪の合弁会社)が価格協定を結んだ疑いがあると発表しました。

当局は、この2社は110~125ccクラスのスクーターで価格設定を結び、合意していた疑いだとの事です。ヤマハの広報はこれをを否定しているそうで、AHMのコメントは得られていないと言う報道です。

これは、4月に『インドネシア日系2輪車メーカーにカルテルの疑い?』と言う記事を書きましたが、続報になりますね。前の報道では4月~5月の2ヶ月間で審判を行うとしていましたが、もう7月下旬です。いかにもインドネシアらしい。報道が無かったので、もう終わったのかと思っていました。

 

モペットタイプやスクーターの価格が高すぎると言う事ですね。以前にも書きましたが、公正取引委員会によれば、国内のモペットタイプとスクーターの製造コストは約750万ルピア(6万1千円弱)程度であるのに対し、市場での実販価格は1,500万〜1,700万ルピア であるので、公正取引委員会が言う適正価格の1,200万ルピアと大きく乖離しており、2輪車メーカーが価格協定を結んでいると言う事ですね。
 
丁度、昨日、メーカーの内情に詳しい方(ヤマハやホンダの方ではないです、念のため)とお話しする機会があり、この話も出ましたが、やはり言い掛かりだと思います。昨今、日系企業はどこもコンプライアンスだ何だと厳しく管理されており、適法を強く求めていますので、日本人であれば、こんな事は有り得ないと分かるのですけれどね。
 

インドネシアでもポケモンGo?

インドネシアでは未だ、ポケモンGoは配信されていない筈ですが、ポケモンGoで遊んでいたフランス人の男性が軍用地に侵入して拘束された事案が発生しました。

 

一昨日、18日深夜の事だそうですが、西ジャワ州チレボンにある軍用地に27歳のフランス人が ”ジョギングしながらポケモンを探していて、気付かずに軍用地フェンスを乗り越えて軍用地に侵入した”のだそうです。これを軍の警備隊が拘束したのだそうで、この男性、幸運にも数時間後には釈放されたとか。

 

少し、直球で恐縮ですが、バカなの?と思ってしまいます。それは二つの理由です。

一つは、気付かずに軍用地に侵入した事。もう一つは冒頭でも書いたようにインドネシアでは公式に配信されていない=非正規のものです。27歳のフランス人男性、もういい大人ではないですか。ただ、インドネシア著作物のへの侵害は公然と行われていますから、入手しやすく、手軽な気持ちでやってしまったのかも知れませんね。でも、ダメなものはダメです(´・ω・`)

拘束された事で、少しは懲りた事と思います・・・でも、著作権の侵害で捕まらないの?と言う素朴な疑問はありますけれど(-_-;)

 

ゲームには疎いのですが、インドネシアでも遊べるんですね?まだ詳細は知りませんけれど(^▽^;)

 

外国人労働者の流入拒否⁉︎

Facebookのシェアでこんなのもがありました。興味深かったので、翻訳しました。素人なので間違っている箇所もあると思いますが、そこはご容赦をm(_ _)m

今年5月の報道です。

 

何が興味深いかと言うと、外国人労働者排斥運動だからです。この標的は中国人ですが、下の写真の様に、「外国人労働者」と書いており、中国人と指定していませんから、私も含まれています(^◇^;)  それは良いのです。が、問題は英国のEU離脱と被る部分もあり、ヒト・モノ・カネと言う経済要素の流れを阻害しますから、マクロで見る経済効果に徐々に影響を与えるかも知れません。

 

それより公務員や労働者は、競争力を付ける為、生産性向上や品質向上、汚職の撲滅を自ら行えないですか?政治家はそれを指導出来ないですか?自ら切磋琢磨する事なしに要求だけしていませんか?駄々っ子の甘えになっていませんか? と、逆に問いたいですけれどね。買い物で、2つ買うから値下げしてってお願いしたら寧ろ、値段が上がったと言う事は多くの人が経験する事なんですが、せめて簡単な計算くらいは間違えない様にして欲しいです。それぞれの立場がある事は理解しますが、政治家が率先して国の競争力が伸びる機会を潰している様な気が・・・(ーー;)  

まず、政治家や公務員の汚職をなくす事からの始めよう! んー、それでもやっぱり、十把一絡げに外国人労働者と書かず、キチンと「中国人労働者拒否」と書いて頂きたいです。

 

因みに、下の政治家のコメントの様に、インドネシアは生活費を稼ぐ外国人労働者の天国にはなっていません。少なくとも外国人の目からみて。富裕層・外国人向け価格、質の低いサービスしか受けれなく事実上使えない健康保険の負担、大半の国民が納めていない所得税納税、贅沢税、不当な金品要求、裁判無しでの投獄、治安の問題からの行動の制限、これでも天国でしょうか?中国人には天国かも知れませんが。それなら中国人労働者は明確に区別して欲しいです。

 

新自由主義を装うジョコウィ:労働者の契約解除、公務員解雇、中国人労働者は生活費を稼いでも良いと鮮明になり始めた

 f:id:Pelangi:20160715191450j:image外国人労働者の流入拒否』

 

 

グリンドラ党の副党首アリフ・プユオノは、新自由主義と資本主義の牽引車になり始めた様に見えるジョコ・ウィドド大統領の政策を批判した。この事は、大規模な労働者たちの雇用終了に影響を与える幾つかの政策と、国家予算の効率化を理由とする百万人の国家公務員削減計画から明らかだ。

 

「しかし滑稽なのは、一方においてジョコウィ政権は実のところ、インドネシアインドネシアで生活費を稼ぐ外国人にとっての天国にしている。」とアリフは受け取った詳細情報の中で火曜(5月31日)に非難した。この事は、インドネシアで投資しようとする中国の投資家達とインドネシア政府の合意から明らかであるが、中国人労働者のがインドネシア侵略を可能にさせる。スキルの無い労働者から熟練労働者までだ。

 

「このジョコウィの政策は、SNIラベルを使わない遥かに安い輸入製造品の蛇口を開けることで工業と食品の部門で労働者の解雇を引き起こす。」と彼は言う。この事が発生するのは、その輸入国はインドネシアネシアへ輸出を行う国からの輸出税と付加価値税の免除だけでなく、輸出信用支援によってダンピングを行うからだ。「それにしても、全く愚かな事だ。ジョコウィの5年以内に10万人の新規雇用創出キャンペーン期間中の約束は作り話に過ぎない。来年から2019年までで、100万人の公務員解雇で破綻する。」と彼は言った。

 

 この事は、とアリフは続ける。国家行政改革大臣ユディ・クリスナンディを通した政府計画強化される。近い将来に100万公務員が解雇されるだろう。「解雇される彼らは、2016年から2019年までで徐々に始まる公務員候補に任命されていない一時的なK2従業員の問題を克服するために主張するだろう。」と彼は再び語った。

 

一方で・・・彼は再び続け始めた。一時的なK2従業員の公務員採用はジョコウィが過去の大統領選での公約だ。更には、そのジョコウィの公約は2014年7月5日に6,000ルピアの収入印紙の上に署名されたKi Hajar Dewantaraの闘争憲章に含まれているのだ!更に付け加えて言うには、その公約はYuddy大臣によって、採用は段階的に行われると確認されている。「あぁ、何だって現在、実際に公務員の解雇をやってるんだよ。だからきっと、ジョコ・ウィドドーユスフ・カラの任期の終わりまでに、失業の急増と何百万人ものインドネシア貧困層の増加となるだろう。」と彼は語った。

 

 

 

 

ガルーダ・インドネシア航空、3年連続で最優秀客室乗務員賞を受賞

現在、英国でファンボロー国際航空ショーが行われているみたいですが、その中でガルーダ・インドネシア航空は、英国の航空サービス調査会社であるスカイトラックスから2016年版航空会社番付で、客室乗務員部門の世界最優秀賞を受賞したそうです。スカイトラックスのHPで該当のページを見ると、Garuda Indonesia remains customer favourite being named the World's Best Airline Cabin Crew for the third consecutive year と書いていました。

因みに、TOP10は次の様です。
World's Best Cabin Staff
1 Garuda Indonesia
2 ANA All Nippon Airways
3 Singapore Airlines
4 Thai Airways
5 EVA Air
6 Qatar Airways
7 Hainan Airlines
8 Cathay Pacific
9 Asiana Airlines
10 Emirates

ガルーダ・インドネシア航空のこの賞の受賞は2014年から3年連続。また、2月には、スカイトラックスから最高水準の「五つ星航空会社」として2回目の認定を受けており、優秀なエアラインである事がわかります。

 

実際に他のエアラインのキャビン・クルーと比較すると、ガルーダインドネシア航空はフレンドリーで気分良くさせてくれます。カチンと来ることもありますが、稀です。何が違うんだろう?でも本当に、接していて気分が良いんです。あれはインドネシア人特有の人懐こさからくるものなのでしょうか?でもインドネシアの他のエアラインだと、そんな気分になりませんから、矢張りガルーダ・インドネシア航空が良い接客なのだと思います。何なんだろう???分かりません(^^;;

 

ただ、ガルーダ・インドネシア航空も国営で、ジョコ政権になってから社長が交代し、従来の拡大路線から収益性重視に姿勢を変えたので、優秀なANAJALと競合して乗客が少なくなってしまう日本便が少ないのが残念です。このスカイトラックスでの受賞も拡大路線の中の戦略の一つだったのですが、ガルーダが好きな私としては、継続受賞できた事は喜ばしい限りです。

 

因みに、航空会社番付は、スカイトラックスが世界全体の1800万人以上の旅客に対して行った顧客満足度調査を基に決定されるもので、調査対象の航空会社は245社以上、製品やサービスに関連する41項目で評価されています。

尚、総合でのトップ10は、スカイトラックスのHPを見ると次の様になっています。

The World's Top 100 Airlines - 2016
1 Emirates
2 Qatar Airways
3 Singapore Airlines
4 Cathay Pacific
5 ANA
6 Etihad Airways
7 Turkish Airlines
8 EVA Air
9 Qantas Airways
10 Lufthansa
11 Garuda Indonesia
ガルーダ・インドネシア航空は前年、8位でしたが、今年は残念ながら11位となりTOP10入りできませんでした。

 でも、ガルーダ・インドネシア航空、凄い!

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下請け価格の設定に不満が高まるインドネシアの自動車部品業界

7月10日、西ジャワ州カラワン県にある120社が加盟する自動車部品産業協会のロサリナ・ファリド会長が『自動車メーカーが設定する下請け価格が長年据え置かれている』ため是正を求める意向だそうです。これ以外にも「部品の製造コストが上昇しているにもかかわらず、下請け価格は少なくとも5年前から、ほぼ変わっていない」と。背景として、昨年以降では原材料価格や労賃の上昇に伴って既に12社が倒産した事がある様です。そして、下請け価格を据え置いているのは主に日系の自動車メーカーだと仰ってるとか。

 

この報道をそのまま信じる事はありませんが、私が心配するのは、自動車メーカーと言う訳ではなく、初めてインドネシアに来る日本人の方で散見される「何でインドネシアの物価が高いのか?」と驚く方です。慣れてしまえば、何で安いと思うの?と逆に疑問を感じる様になってしまいますが、それは物価が高いのには理由があるからです。しかし、それでも「納得出来ない」と言う方が実際にいらっしゃいますが、この様な方は私の知っている範囲では、周囲と軋轢を引き起こしています。

 

インドネシアでは、材料関係は全て(は言い過ぎですが、でもそれくらい)海外に依存しています。しかし、急速にルピア安が進み、これだけで大幅なコストアップになります。また、産油国ですが、インドネシア化石燃料を輸入しています。そして、様々なモノがインドネシアに輸入されますが、それらは全て一旦、首都ジャカルタがあるジャワ島に集められ、そこから高い輸送費を使って、各地方に輸送されます。パプアではガソリンは1000円/Lくらいと聞いた事があります。それだけではありません。生産性が上がらなくても労働組合さんが日本人を監禁してまで馬鹿げた賃上げ要求をしてくれますし、再選したい地方首長が労働者に良い顔をしたくて、ホイホイと経済成長やインフレ率を無視した最低賃金の上昇を認める政令に署名してくれます(昨年に労働者の横暴に堪り兼ねた政府が最低賃金の算出式を制定しましたが、それでもまだ、オカシイ)。電力費も毎年の様に上昇します。国会の分科会が承認したら、1年で30%も上がったりします。国営電力会社は黒字でホクホクです。何たって国営。

 

一方で、日本では長〜い間、デフレ脱却出来ていませんでしたから、モノの値段は下がると思い込んでいる人が散見されます。決して間違いではありません。減価償却が進めば、安くなる筈ですので、時間が経過すれば安くなります。しかし、コレは労務費の上昇圧力が低く、為替レートも円高に振れていて製造原価が(極端に)上がらない条件の下で成立します。その裏には若年層の所得低下と言う甚大な犠牲があったりします。(それで更に消費が伸びず、経済成長しないと言う悪循環へ⁈)

 

この日本のロジックを条件が大きく異なるインドネシアにそのまま持ち込んだとすれば、それは軋轢も起きるでしょう。日系の自動車メーカーの方は聡明な方が多いので、私は自動車メーカーの場合、報道の様な事はないと思うのですが、どうなのでしょう?私の経験では、自動車とは全く異なる分野ですが商談の中で、有り得ない様な値下げ要求を受けた事があります。何故、そこまで要求するのですか?と聞けば、「目標だから」との事。では、その目標の根拠は何ですか?と聞けば、「日本の本社から言われているから」という事でした。それも根拠ですけれど、閉口しました。こんなロジックは日系企業ならともかく、インドネシアのローカル企業には通用しません。

 

この報道について私個人としては、コミュニケーションを充分に図れば解決できるのではないかと期待するのですが、どうなのでしょう? 推測ですが、可能性として考えられるのは、日本人から安く仕入れなさいと指示されて、インドネシア人スタッフが評価されたいが為に無茶な要求をしていたのかも、という事ですが、真実は分かりません。また、自動車部品メーカー側も、自動車メーカーが理解できる様な詳細で論理的な説明が出来ていないと言う可能性もあります。いずれにせよ、部品メーカーも自動車メーカーも双方が納得できる価格で取引して欲しいと思います。